おとどけ音楽療法とは、日常生活からちょっと離れた新鮮な空間をお届けします。昔、歌った思い出のあの歌…今、お隣にいる仲間と一緒に、歌ってみませんか?
言葉でつながることが難しくても、あなたの奏でる音は、みんなに届きます。「昔」と「今」のどちらも大切にしながら、「懐かしいのに、新しい!」そんな喜びをお届けします。
音楽療法は、利用者様自身(クライエント)が音楽活動に参加します。
歌唱プログラム、運動プログラム、合奏プログラムなど、特別な練習がなくても誰でも気軽に楽しみながら参加できる内容になっています。
音楽療法で扱う音楽は馴染みのある曲ですが、その空間のためだけに用意されたオーダーメイドの音楽です。
その空間にフィットするメロディ(旋律)・ハーモニー(和声)・リズム(律動)を用いることで、共有体験が強化され、信頼関係の構築を後押しします。
音楽療法は、レクリエーションではなく、治療プログラムです。
その人の病気や障害がもたらす問題行動を、良い方向に改善するための活動です。それぞれのクライエントの治療目的を設定し、プログラムを展開させていきます。